デオドラントで爽やかに

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香料が強いものは逆効果

デオドラントの中には、香りがとても強いものがあります。それは付けている本人はそれで満足かもしれませんが、場合によっては周りの人は「不快」に感じるかもしれません。それを「香り」と捉えるか「臭い」と捉えるかは相手によるのです。「良い臭い」には絶対的な指標はありません。相手が「不快」と感じた瞬間にそれはその人にとっては不快であるわけです。そしてそれを否定することは誰にもできません。「臭い」は目に見えません。例えば、タバコがどうしても嫌であれば、なるべく人が喫煙しているところを避けるなどの回避策がとれます。だれも「喫煙所」と記されたところに好んでいって、「迷惑なのでタバコを消してくれ」とはいいません。「喫煙所」とわかっているからこそ、誰かがタバコをすっていることが事前にわかっているからこそ、そこを回避するという「手段」が取れるのです。ですが、体から発せられる臭いに関しては目に見えません。見た目で判断することも難しいことが多いでしょう。そのような状態で、明らかに自分が嫌な臭いを発していた場合、不快に思った側はどうすることもできないのです。その人から距離を置くこと以外に対処方法がありません。ですが、満員電車などあまり身動きが取れない場所、そして職場などでどうしても関わらなければいけない場合はどうすることもできないのです。どうすることもできない状況では、我慢するしかありません。
デオドラント、そして香水などの臭いは使用している本人はその臭いに対してどんどん鈍感になってきます。臭いは目に見えないものですから、体に塗付するときも自分の感覚で調節するしかありません。その量は「香りの量」であるのかもしれないのですが、いつも同じタイプの香りを使用しているとどんどん鈍感になっていき、量が増えてしまうことが多いのです。ですが、実際には臭いは体に塗付した量に比例して強くなっています。そのことに気がつけるのは、残念ながら「自分以外の誰か」ということになります。そして、それを注意してくれるのはごく親しい人だけです。「臭い」に対して注意することは、その行為自体が相手に対して失礼だという意識が湧いてしまうものです。注意しないこと自体が気遣いであり、ほとんどの人とはその臭いを「我慢」するでしょう。ですが、それでは相手に我慢させているあなたはマナー違反です。マナーとは互いを思いやることでもあります。注意されてからでは遅いのです。香水やデオドラントの臭いは、あきらかに人口の香りです。人によってはそれらの香りに明らかに嫌悪感を示す場合も多いものです。そして「アンタ香水強いよ」などと見ず知らずの人に言うのは明らかに超発していると捉えられるでしょう。その香りが気にいって付けている人にとっては、どう考えても侮辱に聞こえるでしょう。香りにもTPOというものがあります。通勤電車などで明らかに密集するとわかっている場所に乗り込むのに、明らかに香水やデオドラントの量を多くする必要はありません。そして、「香りがする」ことで相手があなたに好印象を持つ確立は低いのです。基本は「臭いがしない」ということを軸にした方がいいでしょう。

 
 
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